楮の黒皮を粕(かす)といい、それを混ぜて漉いた紙です。楮の皮を塵(ちり)という事もあり、その場合は塵紙ともいいます。生成の紙に楮の黒皮が入ることで独特の風合いがある和紙です。昨今では、その素朴な味わいが評価され、壁張り用や腰張り用など様々な用途に使用されています。
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