今回は弊社の美吉野印高級金細工についてご紹介致します。金細工には本金箔や洋金箔など様々な箔を細かくしたものを特殊な道具(竹筒に網を取り付けたもの)で職人がバランスを考えて散らす「砂子」で文様を創り上げる日本独自の技法です。静電気が発生しない竹ナイフで箔を小さく切った「小石」や「野毛」を使う事もあります。金を好んだ豊臣秀吉の時代に金沢で金箔づくりが発展し、金細工襖は江戸時代に発展したと言われています。今では一般家庭に使用される事は少なくなってきましたが、お寺を始めとし歴史的建造物の襖、特に天袋・地袋には大変良く使われています。弊社では20種以上の柄(HP 金細工のコーナーでご覧頂けます)の天袋・地袋襖の在庫販売を行うと共に、様々な別注商品にも対応しております。建具でありながら美術作品のような日本の誇る伝統工芸の技を後世に伝えていけるよう引き続き努力して参ります。