古代色 金軸

金軸とは仏画の掛軸に使用される軸先です。仏画とは主に仏像、高僧の肖像画、曼荼羅(まんだら)など仏教に関わる絵画で、崇拝・礼拝の対象を目的として制作された絵画のことです。弊社の金軸は真鍮(銅と亜鉛合)に本金メッキで製作しておりますが、稀に古代色の金軸のご注文を頂きます。昔から大切に保管され長い年月を経た仏画軸に光り輝く金軸が合わない時に古代色をつけた金軸を使用します。通常在庫品の9分古代色金軸はメッキを掛けた後に表面化成処理によって古めかしい色合いを出しておりますが、それ以外のサイズは別注で通常の金軸に墨を使って古代色の色付けをします。先日寸三(直径 約40㎜)の古代金軸のご注文を頂きましたので写真でご紹介致します。なかなか味わいのある雰囲気が出ました。さて、本年もいよいよあと僅か。コロナ禍や物価高の影響で大変な1年となりましたが、弊社商品に興味を持って下さった皆様に心より御礼申し上げます。新年はより良い年になるよう努力して参ります。皆様がご健康で素晴らしい新年をお迎えされますように。。。

 

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