早いもので、今年も来年の干支色紙のご案内をする時期となりました。来年の干支は「辰」です。「辰」は干支の動物では唯一実在しない動物で、先人がなぜ「辰」を12支に選んだのか不思議な感じが致します。「辰」は古来より縁起が良くなる動物と伝わっております。来年の干支色紙は、その「辰」を赤富士の前で登り龍として描いております。赤富士もめったに見る事が出来ない事から吉兆の証とされ、来年は良い年になってくれそうな気になりますね。弊社の干支色紙を描いて下さっている北畠聖龍先生は名前の通り「龍画」を専門とされているので、今回の干支色紙は非常に力強く生き生きした印象を受けます。今回は、加えて塗軸先を作られている職人さんが、アイデアを凝らして軸先の材料を使った色紙立てを作られましたのでご紹介させて頂きます。非常にコンパクトですが、軸先で培った本格的な塗加工により高級感を感じる一品です。是非お試し頂ければ思います。最後に、北畠先生が来年の干支に込めた思いをお伝え致します。 「運気上昇の象徴である龍が持つ宝珠は、願いを叶えてくれる有難い宝玉です。また、赤富士はめったに見れない事から縁起が良いと伝わっています。新年が皆様にとって、願いが叶い、健康で幸せが訪れる素晴らしい年になりますように」
