この度、奈良でも最も有名な寺院の一つに楮障子紙「長生殿」が採用されました!この機会に「長生殿」についてご案内致したく思います。「長生殿」は和紙の原料である楮(こうぞ)を使った高級障子紙で、楮の色が残る昔ながらの未晒(みざらし)、お客様のご要望で生まれた白口、力強い雲竜がこれでもかというぐらい入った雲竜がございます。楮で出来た障子紙には、手漉き和紙のような風合いや温かさを楽しめることに加えて機能性としても ① 通気性が良く、空気中の不純物を取り除く空気清浄機の効果 ② 心地よい柔らかな自然の光を感じとれるUVカット効果 ③ 自然素材の楮が持つ水分の吸放出作用による調湿効果がございます。また一部のお客様からは何故か心が落ち着くといった評価も頂いております。長生殿の規格ですが、未晒、白口は、手漉き和紙障子紙同様にすの目入りで、二三判 (95㎝ × 62㎝) と施工しやすい95㎝ × 60m、95㎝ × 30ⅿ のロール巻タイプがございます。雲竜は60ⅿと30ⅿのロール巻だけです。国内の文化財クラスの神社仏閣や高級旅館にも数多く採用されている障子紙です。是非、遠い昔から伝わる昔ながらの材料でつくられた障子紙を宜しくお願い申し上げます。